江さん 新北市

少し前フェイスブックで複数のクリニックのエッグドナー体験記を読みました。たまたま宏孕クリニックのエッグドナー体験記も読む機会があり、コメント欄も見たのですが、クリニックのスタッフの方がとても親切にじっくり返信されているのに気が付きました。しばらく考えた後、きっとエッグドナーになるということは良いことをするんだと思い、私はすぐさま宏孕クリニックに電話をかけ初診の予約を取りました。

3月5日、初めてクリニックに向かう途中、とても緊張して怖くなったのを覚えています。でもクリニックに着いてエレベーターを降りた瞬間、右側の壁にたくさんの赤ちゃんの写真が貼ってあるのが見え、緊張が一気にほぐれました。クリニックに着いた後は受付を済ませ採血の順番を待ちました。クリニックのスタッフの方がとても熱心にマッチングが終わった後の治療の流れと治療にかかる時間について説明してくれました。記入したカルテの内容のチェックも終え、無事に初診が終わりました。マッチングを待つ間、私は体調管理に気を配りました。

4月21日、この日クリニックからマッチングが成功したので治療が始まるとの連絡を受けました。とてもラッキーなことに、その日私は生理1日目だったのです。スタッフの方に「いつクリニックに来られるか」と聞かれ、私は生理1日目であることを伝え、すぐに翌日の予約を取ったのでした。

4月22日午後、クリニックに着き先ずは採血をし内診をしました。看護師の方は皆親切で、採血を担当してくれた方もとても丁寧でした（私の血管は見つかりにくいのです）。内診で卵胞の数が分かったので、初めての注射を打ってもらい、処方された薬を持って帰宅しました。（クリニックは日曜日が休診の為、私は1回分の注射を持ち帰り、自分で打つことになりました。自己注射はびくびくしましたが、目を閉じて深呼吸をしながらなんとか打つことが出来ました）

4月25日～29日、この期間は予約している時間にクリニックに行き注射を打ってもらい、帰宅後は処方された薬を飲みました。

4月29日、この日はクリニックで卵胞の大きさを確認しました。まだ十分な大きさではないとのことで、追加でもう一本注射を打ち、明日またクリニックでチェックすることになりました。

4月30日、この日もやはり卵胞の大きさが足りないとのことだったので、私はどれくらいの大きさが必要なのか聞いてみました。看護師の方は、大体1.8以上は必要とのことでした。私は心の中で卵胞が大きく成熟なものになるように祈りながら、この日はもう一本注射を持ち帰り自分で打ちました。治療もそろそろ終盤に入ってきました。

5月2日、先に採血をしてから内診をしました。卵胞はだいぶ大きくなっているとのことで、水曜日には採卵出来るだろうと看護師の方が仰いました。その後、排卵を促す注射と点鼻薬の使い方を丁寧に教えてもらい帰宅しました。夜に自分で打った排卵を促す注射はチクッと痛みましたが、それも一瞬だけでした。

5月4日、いよいよ迎えた大事な採卵の日。ここ2日間ほどはどうしても気持ちが浮き沈みし、採卵が失敗したらどうしよう、麻酔で後遺症が出たらどうしようなどと考えていました。クリニックに着いた後、看護師の方が手術室のある上の階に案内してくれ、ガウンに着替え帽子をかぶって手術が始まるのを待ちました。待つ間、看護師の方がアロマオイルでマッサージするかどうか聞いてくれました。その心遣いに緊張も一瞬でほぐれました。私の番になった時、張医師は私に緊張しないでと仰いました。手術椅子に寝転び、麻酔担当の方が深呼吸するようにと言うので2,3回深呼吸したところ、私はすぐに眠ってしまいました。意識が戻った時には全て終わっており、私はもともといた休憩室で寝ていました。気持ち悪さも無く、痛みもありませんでした。まるで少し寝て起きただけのような気分でした。少し休憩した後、抗生物質の注射を打ってもらい、処方された薬とクリニックが用意してくれた栄養食品を持って帰宅しました。

採卵手術の翌日、栄養費を受け取りました。その後数日とくに体調の悪さは感じませんでしたが、少しだけお腹が重く生理が来る直前のような感じがしました。
宏孕クリニックの張医師、看護師やその他スタッフの方々に大変感謝します。親切で暖かみの有るカウンセリングをして頂き、初めてのエッグドナー体験でしたがとても安心して受けることができました。ありがとうございました！