過去約7年間不妊治療を行い、46歳をすぎてそろそろ終わりにしようと諦めていました。が、最後に、将来に向けての保険として卵子凍結をすることにしました。
日本で卵子凍結をしてもらえる病院を探しましたが、重大な病になっていない、年齢的に今から凍結しても……など、卵子凍結をしてもらえる病院がなかなか見つかりませんでした。
そんな時、主人がホンジ病院のホームページを探し当て、院長先生が以前ニューヨーク大学でかなり最先端の技術の研究をされていたことを知り、日本がダメなら海外でということになりました。
とは言っても、言葉の問題、治療の方針、考え方の違いなどがあるのではないか、また診察の通院の問題……と、とてつもなく問題が山積みで、無理なのではないかと半ば諦めながら意を決してメールで質問からお願いしてみたのが最初でした。
担当のRさんはじめ、スタッフの方は言葉の通訳だけではなく、治療に関する全てを担って頂けました。こちらの希望、不安をしっかり聞いて全て解決して頂き、もう身をまかせていればいいんだと思うまでになりました。
ホルモン注射も、私の体に合わせて頂き、強すぎず弱すぎずで院長先生に上手くコントロールして頂けました。今までの不妊治療は身体がとてもつらく大変なものでしたが、今回は余った時間で台湾観光をするくらい余裕がありました。結果は6個の卵子を採卵し、無事に凍結保存することができました。
とは言っても、日本での採卵後は毎回かなり痛みが伴いつらいものでした。同じように痛みがあれば、日本に帰れるだろうか……とまたまた不安になります。 が、採卵後、全く痛みはなく毎回すぐに頓服をもらうのですが、今回初めて飲まずに終わりました。
院長先生の技術の高さ、スタッフの方の仕事に対する取り組み……本当に信頼できました。もちろん帰国してすぐ2回目を考えました。次回は信頼できる院長先生、スタッフの方々のもと、もっとリラックスできると思うので、良い卵子が凍結できることを願います。