結婚して5年になり、主人とはたくさんの方法を試し、何度か検査も行いましたが、原因が見つかりませんでした。薬や漢方を飲み、人工授精、神頼みの占いなどを行いましたが、少しも効果が見られませんでした。どうして私は妊娠ができないのでしょうか!ある時、漢方医に「私、体質が良くなりましたか」と尋ねると、「妊娠すれば、体質が良くなったということです」との答えでした。確かに、医師の立場からすれば、体質調整のために医師が処方した薬を飲めば改善すると言うでしょう。ですが私は何を試したらいいのか分からないほど試したので、医師ももう私の質問に答えようがないのです。ならば、私達はどうしたらいいのでしょうか?神様に問うのでしょうか?
そうです。神様に問うのです。張宏吉先生こそ神様、生命創造の神様です。以前ある人の妊娠までの過程を書いたウェブサイトを見ました。私達の状態と同じだなと思いました。いろいろな方法を試したけれど効果がなく、それでもその人はものは試しと中国医薬学院に行って張宏吉先生の診断を受けたら、心の中に長年消え去っていた希望が湧き上がり、その後無事に妊娠できたのです。張先生は一番自然な方法で、使う薬剤の量を減らし妊娠を成功させました。この話を目にして、にわかに心の中に希望が湧き上がりました。ネットでは張先生による成功事例がたくさん見られたので、私も翌月に先生に会いに伺おうと決めたのです。
そして生理が過ぎて6日目の6/5(土曜日)、私は中国医薬学院に行きました。若い張先生はアメリカンスタイルで、診察では少しも緊張しませんでした。先生は私達がこれまでどんな努力をしてきたかを把握すると、「体の一つ一つの機能が全部正常ならば、私の療法で治療すれば、必ず妊娠できますよ」とおっしゃいました。そしてに注射剤と薬剤をいただいて帰宅し、合計2本の排卵誘発剤を注射しました。6/9に卵子の大きさを見てもらい、6/11に採卵・採精を行いました。その後は、私達には帰宅して知らせを待つようにということでした。その時には卵子を3つ採取しました。そして早くも6/12(土曜日)の午後には病院から電話があり、「3つの卵子のうち1つだけが正常な受精分裂をしていて、ほかにも卵子1つに2つの精子が入り込んでいます。卵子のうち1つは質に問題があります」ということでした。そして私達には「次回改めて卵子を多めに採取しますので、再度挑戦してはいかがですか。そうすれば、成功率が高まりますが、どうされますか?!」と提案をされました。私達はじっくり検討して考えた結果、仕事の関係でしょっちゅう休假が取れないので、やはり今回の移植を決め、病院に電話して私達の決定を伝えました。病院からは翌日の6/13(日曜日)の朝に、午後に移植する設定ができましたよと通知をいただきました。
当日は胸いっぱいの期待と少しばかりの緊張を抱いて病院に入りました。張先生は親しげに私達に3つの卵子が今どうなっているのか、どうして1つしか移植できないのかを説明してくださいました。私達は顕微鏡で自分の正常な受精卵の分裂状況を目にし、5-6つに分裂したのを見ました。不思議な感じでした!初めて自分の卵子が分裂しているのを目にするなんて。
移植手術の終了後、先生からは「2時間休憩すれば十分です」と言われました。それでも私達は慎重を期したくもあり、そのうえ午後には何も用事がなかったので、休憩時間ということにして、午後1時から6時まで横になりました。それからは待つしかありませんでした。待ち時間は長かったです。体のどの部分に変化があっても雑念が頭をよぎりました。病院からは移植15日後に妊娠検査をするよう言われましたが、私はその時を待たずに8日目でまず検査しました。検出できずに、少し失望しました。主人には「先生からは、焦らないでって注意された」と話しました。そこで15日目の朝一番、主人が出勤したばかりの時に、急いで起き上がって検査してみました。するとなんと検出されたのです。深い色の2本線が。神様のご加護に感謝。こんなに長い年月で初めて2本線が検出されたのです。そこでいっぱいの喜びを胸に、この素晴らしい知らせを主人に告げました。主人もたまらなく喜んでいました。2人が長く待ち焦がれた素晴らしい知らせがついに届いたのです。
7/3に検査をしました。胚が小さすぎ、位置が確定できなかったからです。それでも採血検査の指数は悪くなく、張先生も喜んで、私の妊娠を祝ってくれました。そして興奮しながら居合わせた人達と喜びを分かち合ったのです。7/17に胎児の鼓動が撮影でき、スクリーンに浮かぶ小さな点が瞬くのを目にしました。そして鼓動の音まで聞き取れました。先生は喜んで私達を祝ってくれ、私達に母子手帳を取りに来るようおっしゃいました。それを手にした時、私と主人は目と目を合わせました。そして私は心の中でその子に言いました。「私がママよ」と。
張先生には本当に感謝いたします。ありがとうございました!そして生殖医学センターの医療チームと看護師さんのケアにも感謝いたします。