私(35歳)は主人と結婚後の4年間で、避妊をしたことは一度もありませんでした。最初の頃は焦りもありませんでした。自分が受精が大変だとは思っていなかったのです。今年になって、私は自分がもうこれ以上先延ばしできないと気づきました。そこまで消極的に考えられるほどの若さも、もう残っていませんでした。そこで私は不妊症治療についての情報を数多く探し求めました。そして友達に紹介されて、私は中国医薬大学付設医院の張宏吉先生が行う自然周期療法が、排卵誘発剤での注射剤が少なく、費用も安めであると知りました。そこで私は診察を決心し、頑張ってみることにしたのです。
診察を始めた時には、医療・看護師の皆様から詳しく治療コースを紹介していただきました。コースには夫婦による子作り受精、人工授精及び自然周期試験管内受精があり、私はその場で自然周期試験管内受精を行うことを決めました。私は不妊症治療を積極的に挑むことにしたのです。
最初の頃、私はまず経口排卵誘発剤を飲み排卵誘発剤を注射しました。採卵前には私は排卵誘発剤を合計4本注射しました。注射量は予想外に少なく、採卵では注射と同じようにコリを感じました。5分したら、張先生から採卵が終わったと告げられました。どうしてこんなに早いのかとも思いました。本当に早いんだ!そして私は体を支えられながらベッドに行き休憩しました。続けて技術者から卵子を2つ採取しますと言われました。採卵時間はここまで短かったんですね。あれほど長い間緊張したのに、5分で終わってしまいました。私は自分がかなり幸運だなと感じました。
続いて採卵後2日目には移植でした。授精に成功した胎芽は1つだけでしたが、張先生は「やはりかなり期待できますよ。人間は大半が1つの授精卵から生まれるのですからね」とおっしゃいました。そのため私達夫婦は張先生の提案に従い胎芽を1つ移植しようと決めました。試してみると、移植の過程では全然痛みがなく、それに超音波検査で移植の位置がはっきり現れました。ニューヨーク帰りの張先生の医術は本当に優れていました。超音波を使って胎芽を正確な位置まで導いたのです。それが終わったら、私は家で休養しました。胎芽がうまく着床して健康な赤ちゃんが妊娠できるようにと、期待が生まれたのです。
妊娠検査日の前日、待ちきれなくなった私と主人は妊娠検査薬を買いに行きました。結果は……2本線でした。私も主人も信じられませんでした。主人は薬局に行って妊娠検査薬を合わせて4本買って来ました。4本の妊娠検査薬全てに2本線が現れると、私達は抱き合って笑いました。この瞬間は本当にまるで夢のようでした。一般に、妊娠して3カ月以内は言いふらしてはならないと言われています。ですが結果を知ったその夜、主人は待ちきれずにその知らせをfacebookに載せ、親友達が振るってコメントしてきました。これは私の予想外でした。主人はインターネットで「検査では2回とも2本線だった。」と公表しました。すると「子供の面倒を見る暁には3本線になるよ」まで答えてくる人もいました。それでもそれも私達が待ちわびた愛が作り出した甘い負担なのです。主人にはほとんど不眠症がありませんでしたが、この大切な晩には興奮して、寝返りを打ってなかなか寝付けませんでした。私達はこの感覚以上の幸福はないと思いました。本当にあまりにも幸福だったからです。
それから主人が努力して準備に努めました。主人は育児関係の本をたくさん集めました。そして妊婦は葉酸をたくさん摂取したほうがいいという話と聞き、すぐにブドウを1房買ってきて全部私に食べさせてくれました。そして自分から進んで家事をやり遂げたのでした。妊娠してから、主人は台湾人版お手伝いさんとしての日々を送り、私の地位は一瞬にして宮廷の皇太后になったのです。私は今赤ちゃんを妊娠していて、そんな一分一秒を大切にしています。赤ちゃんがいることで生活が充実して意義で出てきたからです。
7週目は鼓動の検査日でした。以前歩いている時に危うく倒れそうになったことがあり、前日にもお腹が痛かったのです。そのため朝にはいつものつわりの時にある違和感がありませんでした。妊娠で私は敏感になっていたので、赤ちゃんがまだ健康かを考えると緊張しました。超音波検査でまず胎児の体形を撮影しました。それから…ポン…ポン…ポン…ポン…という鼓動が聞こえました。神様! この速いリズムは私が今まで聞いた中で一番美しい音。はっきりとした一つの命。生き生きとした音符のように、赤ちゃんの強靭な生命力を歌い上げます。この一瞬…私の喜びが心の底から湧き上がりました !! 全ての苦しさと涙がこの一瞬で甘い果実に変わったのです。自分ができたということが信じられませんでした。私と主人のこれからの道のりのなかで、もう1つ命が加わったのです。私達の生活は赤ちゃんが加わることで充実するようになりました。これこそ母親になる感覚で、神聖で偉大な道のりだったのです。
この一切を経験して、私はあらゆる人の手助けに感謝します。私に張先生を伺うよう紹介してくれた友達に感謝します。張先生と先生の医療チームに感謝します。そして、きめ細かく思いやりの気持ちで寄り添い面倒を見てくれた主人に感謝します。私は今自分が世界で一番幸福な人だと思います。私は自分の幸福な体験談を皆様に話します。努力と信念さえあれば、一人一人が自分自身の幸福を掴めると信じています。皆様を祝福します!