私達はその話を聞いてその場で呆然としました。このお医者さんは自負心が強く、恐らく私達を元気付け、希望を与えたいだけなのだろう。だから、適当に聞き流しておけばいいとだけ思ったのです。
先生は主人の今までの検査報告書を見て、精子が形態不良のため、体外受精を行うことを提案しました。生理後10日目の初診では、病院で最初の排卵誘発剤を注射しました。私が月経後何日もしてから時間を見つけて行ったので、日程がすでに少しずれ込んでいました。そのため、先生が採卵できるか検査をした時に見つかったのは、大きいもの1つだけで、排卵誘発剤をもう1本注射せざるを得ませんでした。採卵当日は実はあっという間で無事に終わりました。約10数分で終了し、麻酔はしませんでしたが、全く痛みはありませんでした。ただ少し不快なだるさを感じました。
ですが成熟した卵子は1つしかなかったので、少し大きめのを探して予備にするしかありませんでした。後になって受精卵が1つしか使えないことが分かりました。実はその時、私達は少し先生に不満がありました。どうしてそこまで急ぐのか、これでは確率が下がりはしないだろうか・・・と。ですが私達も受精卵を凍結したくはなかったので、不本意ながら時間を予約して移植しました。移植は素早く行い、痛みは少しもありませんでした。
私達は以前から体外受精は成功率が高くないと知っていました。そのうえ私達は卵子を1つ移植するだけでした。だから大きな希望を抱いていませんでした。だから妊娠検査当日に妊娠検査薬に2本の橫線が現れた時、すぐには信じられませんでした。そのため翌日に採血と妊娠検査の予約しました。結果は本当に妊娠していたのです！
先生にはただ、「先生。本当に素晴らしい腕です ! 」としか言いようがありませんでした。そして自分が幸運だとも思いました。
張先生は常に革新を強調し、ご自分の考えをたくさん持っていました。例えば先生は、検査のなかにはあまり役に立たないものもあるから、そういうので無駄に痛みを味わわせたくないと考えています。ものの見方は人それぞれでしょうが、それまでに私達が受けた新竹のとある不妊症産婦人科クリニックでは、検査だけでもうんざりするほど何遍も行い、何をしているのかも分からず、かかった費用も少なくありませんでした。
張先生は人当たりに親近感があり、謙虚で、患者の立場に立って考える先生でした。しかしクリニック全体で言えば、診察する患者さんが多すぎて少しあわただしく、時には次に私は何をしたらいいのか本当に分からなくなることもありました 。幸いにもAさんが、私達にいろいろサポートをしてくださり、そのうえ非常に優しく親しみが持てる方でした !
張先生は、「お2人は注射が2番目に少なかった患者(排卵誘発剤注射を2回のみ)なので、何か感想をおっしゃって他の人を励まして欲しい」とおっしゃいました。
私達は3/24に張先生の初診を受け、4/15の妊娠検査で妊娠を知りました。本当に1カ月も経たずに妊娠し、費用も5万元もしなかったのです。私達は初めて体外受精をしたので、良し悪しは比較できようもありませんが、ただ全体を振り返って見ると悪くない感触で、痛みもありませんでした (プロゲステロン注射を除く)。そのため私達も喜んで自分の経験を分かち合い、張先生と他のチームを皆様におすすめします !