私と主人は結婚して2年半。結婚した時から赤ちゃんを生みたいと積極的に思うようになりました。健康診断の結果から、主人の精子数が足りず、自然受精は確率がそれほど高くないことを知りました。それでもやはり、自然妊娠ができるかもしれないという夢を抱き続けてきました。漢方医による体質調整、運動、食事での滋養補給…などの面で努力を重ね、ついに結婚2年程度で、私は自分が妊娠したと知ったのです。しかし突きつけられた事実は残酷で、それが確率の極めて低い「子宮外妊娠」だったのです。その時は、思い巡らす時間は全くありませんでした。とても危険だったので、お医者さんの指示に従い手術を行いそれから胎芽が萎縮するのを待って流産しました。
ショックは大きかったですが、赤ちゃんを持ちたいという夢は消えませんでした。これは、私と主人がまだ赤ちゃんを迎える体制作り完璧でないから、赤ちゃんが去ることを選んだのだと思います。そしていつの日か私にも健康で美しい赤ちゃんが授かると信じました。気持ちと体調を整えてから、私はもっとがんばろうと決めました。
台中で知名度がある不妊症のお医者さん一人一人に、問い合わせましたが、身体・精神的プレッシャーのため、治療に進む決心ができませんでした。母体の状況が、妊娠できるかを決める要素の1つだと信じていたからです。
ある日、食事しながらテレビを見ていると、張先生についての情報を目にしました。私はすぐにインターネットで検索し、自然周期療法は、私に合う治療法だと知りました。たくさん注射をしなくてもよく、麻酔も不要で、体が自然排卵を行う周期に従って、これに多少の補助を加えるだけだと言うのです。その瞬間、大喜びしました。私と赤ちゃんに縁が巡ってきたと心で感じたからです!
そして、すぐに張先生の外来を予約し、治療が始まりました。最初の結果は、私と主人の精子が受精後に正常に分裂できなかったため、移植という関門の前で止まってしまいました。ですが、治療過程ではそれほど不快感もなく、生活にも影響はないと思いました。そのため、私はすぐに自分自身に2カ月の休憩期間を与えようと決めたのです。この2カ月間、毎日1.5時間ウォーキングし、張先生の提案通りに毎日イノシトールとDHEAを摂取しました。私と主人の体調がもっと良くなれば、次回は必ず成功すると信じていました。
2回目では、私はもっと気を楽にできました。注射・服薬から採卵まで、まるで私の生活の一部分のようでした。今回の受精卵は1個だけが分裂を続けました。移植前に顕微鏡で自らの受精卵を見て、私は感動しました。赤ちゃんが自力で努力して分裂活動している様を目にし、何とも言えない自信が湧き上がってきたのです。移植が終わって当選発表を待つ期間では、この子が努力している様子がしばしば頭に浮かびました。私はこの子こそ長い間待ち続けた子供であり、私はこの唯一の希望が、必ず前進すると信じていました!
やはり、母親の直感は正確でした。この子は努力して私のお腹に住み着いてくれました。当選発表当日に、私は自分が妊娠していることを確認しました。その後2週間も、私はこの子が気丈に力強く鼓動しているのも目に、そして耳にしました。そして主人に、「赤ちゃんとは、受精卵の時から私と顔を合わせているの。ここまで深い縁なのね!」と言いました。
ここまでこの文章を書きながら、超音波でこの子を顔を合わせた時の感動を思い出し、目頭が熱くならずにいられません。
それよりも張先生とAさん、そして医療チーム全員に感謝を申し上げます。皆様の専門的な力量、私達と赤ちゃんを巡り合わせてくれたのです!